セマングムの語源
- 大韓民国で最も広くて肥えている湖南平野は金堤平野の ‘金’の字と万頃平野の ‘万’の字を合わせ金万平野と呼ばれた。金万がセマングム(新万金)になったのは1986年頃のことだ。金万を万金に変えて新しい土が誕生するとして万金の前に新しいという意味の ‘セ(新)’の字を付けてセマングムに呼ばれるようになった。‘新しい万金の土’という意味を盛り込んだのだ。また ‘沃土を新たに開拓する’と言う意味もあり、いろいろな面で縁起の良い名前を獲得したのだ。
- セマングムという地域名が広く知られるようになったのは1987年7月政府が’セマングム干拓総合開発事業’を発表してからだ。当時政府は大統領選を控えた時点に檀君以来最大規模の干拓事業を公約に打ち出した。この時からセマングは数多くの紆余曲折を経た。1991年防潮堤着工以来、何年間は順調に進められてきたセマングム事業は1995年環境談論が本格化し、話題の中心になった。以来10年あまり環境団体、宗教界、そして地域住民を中心としたデモと訴訟に巻き込まれ、’世界最大規模の干拓事業’から韓国社会の対立の代名詞に転落した。しかし2006年、最高裁で勝訴判決を受け10年間続けられてきた法廷攻防を終え、なんと20年間の大歴史を通じて32.5kmのオランダのゾイデル(Zuiderzee)防潮堤より長い 33.9kmにのぼる世界最長の防潮堤を2010年4月に竣工することで2010年8月2日、ギネスに載った。今はこれまでの対立を乗り越えグリーン成長モデル地域として最も環境にやさしい事業を推進している。
セマングム開発歴史
セマングム事業初期構想案(1991)
- 100% 農水産中心開発
- 農業・食糧生産基地造成
'07. 4. 土地利用構想案
- 複合開発構想
- 農業用地 : 非農業用地 = 72 : 28
'08. 10. 土地利用構想変更(案)
- 多機能融複合基地造成
- 農業用地 : 非農業用地 = 30 : 70
'10. 1. 内部開発基本構想
- ブランド複合都市開発構想
- 新しい文明を開く都市、北東アジア経済中心地造成
'11. 3. セマングム総合開発計画
- 創造的グリーン水辺都市実現
- 用途別土地利用計画と基盤施設計画など具体化
'14. 9. セマングム基本計画(修正)
- 投資活性化のための需要者オーダーメード型のオープン計画に変更
- グローバル経済協力拠点育成のための経済協力特区導入
′21. 2. 24. : セマングム基本計画変更
- 炭素中立社会を善導するグローバルグリーン成長中心地具現
- グリーン技術及び経済拠点育成のための段階別開発計画樹立及び事業推進具体化