アリラン文学村

観光地紹介

‘ジングゲメングギャングウェエミッドル’の ‘ジングゲ’は金堤、‘メングギャング’は晩境、‘ウェエミッドル’はノルンらを意味する。我が国の代表穀倉地帯である金堤万頃平野の古語だ。こんな理由で、1900年代日帝強占期時ジングゲメングゲノルンらが一番収奪が極甚だった所だったし、私たちミン初たちが経験しなければならなかった受難と闘いを通じて国史を代弁する最大の代表性を持っているからチョ・ジョンレ作家は日帝強占期歴史小説の背景誌で金堤を選んだはずだ。金堤CITY 竹山面内村・そらんじようぞ村一帯に造成されたアリラン文学村は小説に登場した主要背景たちを直接見て感じるようにそのまま再現しておいた所だ。

アリラン文学村は広報館、近代収奪機関、内村・外里村、ハルビン駅で構成されている。広報館の1階は日帝に収奪された過程や抗日運動に関する内容が一目瞭然にまとめられている。 広報館の2階に足を運ぶとアリラン歌詞を造形物で造成したものが真っ先に見える。ここは金堤出身の独立闘士たちに関する解説がある。誰かの夫だったり、子息・友人だった英雄たちは大義のため、死を恐れず収奪が日常となった当代の状況が彼らを動かせたはずだ。銃を持って猛烈に突き進む独立軍の銅像がこれを象徴的に表しているようだ。 広報館の向こう側には近代の収奪機関がある。

内村・外里村は小説の主な人物であるソン・パンソク、チ・サムチュル、カムコル宅、ソン・スイクらの家屋を再現して作られた。小説で描かれた家主たちの人生は村の外観のように平和ではない。 ハルビン駅は1909年、安重根義士が伊藤博文を狙い撃ちした場所である。1910年代の実際建物の60%程度を縮小・再現しておいた。安重根義士は伊藤を撃った後、エスペラント語で ‘コレアフラ(韓国万歳)!を数回叫んでからロシアの憲兵に捕まれた。狙撃当時の状況をそのまま再現しておいた。当時の蒸気機関車も一緒に再現されてリアルさを増している。

ハルビン駅広場の前に移民者の家屋がある。日帝の収奪から逃げ出して他郷に定着した同胞たちが建てたノワ家と葦屋を再現した。ノワ家は最低限の家の機能が可能に見えるが、葦屋はあまりにも粗悪である。 このように、アリラン文学村は老若男女の誰でも、大韓民国の国民であれば是非一度は行ってみたい、民族の息づかいを感じることができる文化空間と同時に歴史教育の場である。