黄土村は悲劇的な歴史を持つ場所である。 1950年6月25日に同族間の殺し合いとなった韓国戦争が起きて、多くの人々が避難を余儀なくされたが、故郷を離れ自由を求めてここに辿り着いた人たちは野山を開発し生活の場として作り上げたという歴史を持つため、コミュニティの意識と生への意志が非常に強い地域である。

2001年1月10日には「南北首脳会談」を記念し慶尚北道尚州市ポンサン村と地域特産物交換などの東西和合の祭りが開催された。

全国的なイベントでは、毎年4月に開催される全州∼群山100里道の桜まつりと桜マラソン大会がこの地域を通過しており、地域生産農産物をテーマにして毎年8∼9月に開催される黄土祭りが有名で、 多くの観光客に見どころや食べ物を提供している。黄土祭りは、龍池の黄土で育った上質な農産物を消化し住民和合のための各種イベントが開催され、 毎年10月に開かれる「金堤地平線祭り」とともに文化的な面でもずば抜けている地域である。黄土村が情報化モデル村として農家の所得増大はもちろん、 最も住みやすい農村として位置づけられるように、みなさんのたくさんの関心と応援をよろしくお願いします。